新年度が始まった1日、鉄鋼業界でも多くの企業で入社式が開かれた。新型コロナの感染拡大防止の観点から、昨年に続きオンライン形式での入社式が多かった。 入社式では経営トップが新入社員へのメッセージを発信。足元の経営状況に加え、カーボンニュートラルへの対応といった中長期の課題を強調する挨拶が目立った。 日本製鉄では、総合職で146人が入社。すでに...