世界的な原材料や燃料の価格高騰および為替動向を背景とした今回のメーカーの大幅追加値上げについて、国内の店売り末端実需をターゲットとする鋼板流通扱い筋にとっては売値への転嫁が困難との見方が大勢だ。軟調ムードは一転したが、前回までのメーカー値上げ分を、多くの流通がいまだ完全にはヘッジし切れていない中でさらに仕入れ値がトン1万円規模で上昇するわけ...