鋳物メーカーの木村鋳造所(本社・静岡県清水町、社長・木村寿利氏)は2022年内をめどに、アルミ鋳物の製造能力を2倍に高める。自動車用構造部品を中心とする試作品向けビジネス強化策の一環として、低圧鋳造装置1基を新規導入する。素材特性や薄肉・高強度に鋳造可能な技術を生かし軽量化による省エネ需要などを捕捉したい考えで、今回の能力増強により供給安定性...