ステンレス協会がまとめた昨年12月の鋼板受注統計によると、受注量(ホットコイルと磨帯鋼を含む)は前年同月比1・9%減の15万トンだった。これにより、2021暦年の受注量は前年比24・3%増の172万8千トンとなった。前年比増は5年ぶり。需要業界では夏場から自動車などで減産の動きが続いたが、半導体製造装置、医薬・食品関連、公共投資関連などが堅...