日本磨棒鋼工業組合(理事長・多田茂大一機工社長)がまとめた2月の磨棒鋼・冷間圧造用(CH)鋼線の生産実績は前年同月比9・2%減の7万8240トンだった。マイナス幅は1月から拡大しており、自動車関連向けが主力のCH鋼線の下振れが全体を押し下げた格好だ。1~2月累計では前年同期比8%減の15万208トン。 内訳は磨棒鋼が4万5137トンで前年比...