三菱製鋼は、3月契約分(5月積み)から特殊鋼棒鋼の全品種の販売価格について、トン当たり1万5千円以上の値上げを行う方針を決めた。対象は国内向け(ヒモ付き、店売り)と輸出向けの全品種。20年度以降累計の値上げ幅は5万円以上になる。 21年度以降の主原料価格は、鉄鉱石の高騰が続き、原料炭についても急騰し今後も高止まりが続くと見込んでいる。合金鉄...