日本製鉄と、人工知能(AI)システムを手掛けるエクサウィザーズは9日、製鉄所の重機作業をAIで支援するシステムの実証実験を始めたと発表した。溶銑鍋から製鉄スラグ(副産物)をかき出すための重機の操作をAIが支援する。人手不足が課題となる中、新人でも熟練者と同等の作業精度を短期間で得られるかなど導入効果を確かめる。