鉄鋼環境基金(理事長・鈴木英夫日本製鉄常務執行役員)は4日、2021年度の成果報告会をオンラインで開催した。助成研究のうち副産物分野に関する3件の成果が報告され、鉄鋼やスラグの関係者ら約50人が聴講した。 地盤工学を専門とする横浜国立大学大学院の崔瑛准教授は、高炉スラグを用いた河川堤防の浸透破壊対策について講演。堤防の耐久性向上にスラグを有...