普通線材の輸入価格は、旧正月明け以降、高値圏での推移が続いている。海上運賃(フレート代)の高止まりや円安の為替要因で、輸入材の価格メリットが希薄化。鉄線や針金などの普通線材製品市況は、安価な輸入材が上値の重しとなっていたが、輸入成約が限定的となることで、製品市況に上昇圧力が強まりそうだ。 輸入線材の大半を占めるベトナム材は旧正月明け以降、対...