阪和興業調べによると、1月末の輸入鋼材の岸壁在庫量は16万1千トンとなり、前月比1万8千トン、12・6%増加した。3カ月ぶりの増加だが、2020年5月以来の16万トン以上で、市中の荷動きの鈍化などから輸入材の在庫増が徐々に目立ち始めている。 品種別の在庫量は厚板が前月比2千トン増の8千トン(大阪1千トン、東京7千トン)、熱延コイルが同9千ト...