中南米鉄鋼大手のテルニウムは24日、メキシコのペスケリア工場で約10億ドル(1150億円)を投資し、高付加価値品の生産能力を拡大すると発表した。酸洗設備や冷延ミル、溶融亜鉛めっきライン(CGL)を増設し、自動車用の超ハイテン(高張力鋼板)などを増産する。2024年上期に稼働する予定。 同工場では昨年央に年産能力440万トンの熱延ミルが稼働。...