電線大手メーカーの2022年春季交渉で4労働組合の要求が出そろった。住友電工・古河電工・昭和電線の3労組は賃金改善3千円を求め、フジクラは3千円超とした。前回要求は業績動向や社会情勢を勘案し具体的な数字を挙げなかったが、今回は目標値を示しての交渉となる。年間一時金は4労組ともに5・0カ月分を要求した。 住友電工労組では組合員平均で3千円相当...