巻線メーカーの礎電線(本社・埼玉県吉川市、社長・田中友則氏)は絶縁ワニスの焼付炉を2基増設し、2022年度内をめどに製造能力を1割増の月間110トンに高める。半導体関連や情報通信インフラ関連の需要が旺盛なことなどから、同社の製造ラインは現在フル稼働。供給能力を拡充して需要に応えられる体制を敷く。焼付炉に関する投資金額は約4千万円となっている...