「100メートル競走で日本鉄鋼業はスタートダッシュを切り、現在、10メートル地点でトップにいる。が、そのままトップでゴールできるかどうかは予断を許さない」――。日本製鉄の橋本英二社長は21日、オンラインで開かれた経済産業省の審議会に出席し、カーボンニュートラルに向けた世界鉄鋼業の技術開発競争を陸上競技に例えて、トップで走り抜ける覚悟と合わせ...