旧正月(春節)明けに一段高の気配を見せていた中国鋼材市況が、政府の鉄鉱石価格介入を受けて一進一退の展開となっている。 春節明けに熱延コイルは一時、昨年11月以来となるトン当たり5100元台を付けたが、先週に中国政府が鉄鉱石の投機的な取引をけん制する姿勢を示すと、鋼材市場でも警戒感が広がった。21日の上海先物市場はホットの取引価格(5月限月)...