財務省の貿易統計や日本鉄鋼連盟の発表をもとに昨年12月の品種別鉄鋼輸出入状況をまとめたところ、熱延コイルでは中東のアラブ首長国連邦(UAE)やエジプトへ21年2月以来の出荷が見られた。UAEにはアルグレア・アイロン&スチール(AGIS)、エジプトにはカンディルといった日本の高炉メーカーが出資する薄板リローラーがあり、当時はアジア市場が調整局面...