世界の中で独歩高にあった米国の熱延コイル市況が急落している。昨年9月に過去最高値となるメトリックトン当たり約2150ドルを付けてから調整局面に入り、ここ2カ月間では一気に600ドル値下がりした。アジアや欧州市況には上昇機運が出てきている半面、米市場では大雪の影響やホット増産の動きもあり一転して「独歩安」が続いている。