国土交通省がまとめた新設住宅着工統計によると、東北地区の2021年暦年の新設住宅着工戸数は4万7480戸となり前年比6%増加した。プラスとなったのは5年ぶり。東日本大震災以降、16年の6万4748戸をピークに住宅再建の一巡で低調に推移していたが、コロナ禍で大きく落ち込んだ20年の反動増や住宅環境の見直しなどが下支えしたとみられる。 県別では...