国土交通省の建築着工統計を基に試算した10月の鉄骨需要量(換算鉄骨量)は、前年同月比62・4%増の54万1900トンと大幅に増加した。単月での50万トン超えは、リーマン・ショック直後の2008年10月以来、13年ぶりの高水準。プラスは10カ月連続。超大型建築物が前年の3倍に膨らんだことが要因だ。 構造別で見ると、鉄骨造(S造)は前年同月比6...