全日本特殊鋼流通協会がこのほどまとめた4~6月期景況アンケートによると、特殊鋼流通の21%が「赤字」と回答した。前回調査(24%)で1年半ぶりに30%を切り、さらに少なくなった。20年度上期は11年ぶりに60%を超えていた。新型コロナで急減した荷動きが復調し、向け先や品種でまだら模様だが総じて堅調が続く状況を反映した。 51%が黒字、24%...