関東地区の異形棒鋼市況はジリ高の様相を呈し、1千円上伸した。採算改善を図る電炉メーカーの値上げ要請を、需要家側が抵抗しつつも部分的に受容した。ただ実需の薄さから納期見合いの取引が中心で、新規の商いは閑散化しつつある。 東京地区の市場価格は、ベースサイズ(SD295・16~25ミリ)の直送が8万9千~9万円、在庫が9万8千~10万円どころ。 ...