関東地区の鉄スクラップ市況はやや弱含み。これまで上昇をけん引してきた中国の鋼材市況や鉄鉱石のスポット価格が下落する中、日本の鉄スクラップ輸出価格も調整安の展開。高値警戒感から湾岸価格はジリ安だが、中部以西に向けた内航船の船積みは採算が順調。湾岸価格には下げ渋る動きが見られた。東京製鉄が5月19日以降、買値を据え置いていることも市況の底堅さの...