中部磨棒鋼協同組合がまとめた組合員各社の21年4月の磨棒鋼・冷間圧造用鋼線合計の生産は、稼働日数の減少により前月比1・9%減の3万2644トンとなったが、引き続き需要は高水準で推移した。前年同月は新型肺炎の影響が顕在化し、主力ユーザーである自動車の生産が急減したことから、前年比では31・8%増だった。 新年度に入って以降も、トヨタの国内日当...