大成建設はこのほど、大地震時の揺れで鉄筋コンクリート(RC)造建築物の柱と梁の接合部に生じる損傷を防止し耐震性能を大幅に向上させる「T―HR構法」を開発した。梁端部の主筋に高強度鉄筋や太径鉄筋を用い、梁中央部の普通鉄筋と機械式継手で接続し、柱梁接合部に生じる損傷を防ぎ耐震性を向上させる。このほど、48階建ての超高層RC造集合住宅に国内初適用...