日本溶接材料工業会が溶接材料についてまとめた2020年度の出荷量は、前年比18・0%減の20万149トンだった。建築鉄骨向けの需要が一巡する中で新型コロナの影響が各分野を直撃。年間を通じて前年同月を割り込む水準が続く一方、今年に入って減少率が1桁に縮小して底入れの兆しが見えるなど、辛うじて20万トン際にとどまった。 同時に集計した3月の出荷...