市況は強含みで推移する。メーカー値上げを受けて客先に対し価格改定のアナウンスを進めているが、需要面の弱さから進捗にはばらつきが見られる。 荷動きに関しては2月の地震に伴う修繕対応が徐々に出てきた。公共建築向けは計画案件が予定通り実施されるものと期待しているが、設備投資に絡む民間建築はコロナ禍の長期化で不透明感がある。 当面、物件薄の状況の中...