全国ステンレスコイルセンター工業会(JSCA)が29日公表した2月のステンレス鋼板統計によると、販売量は前年同月比1・8%増の5万3千トンで10カ月ぶりに増加した。ヒモ付き中心の需要回復を反映した。特にクロム系冷延鋼板は同6・9%増と1年半ぶりに増加し、在庫率は1・69カ月(前月1・91カ月)と強いタイト感を示した。 ニッケル系冷延販売は同...