関東地区の鉄スクラップ市況は再び調整局面入り。欧米のトルコ向け輸出価格の反落など海外市況が頭打ち。関東では湾岸価格が値下がりする中、11日から東京製鉄宇都宮工場が500円の買値引き下げを実施。その他メーカーでも値下げが広がった。 10日の関東鉄源協同組合による輸出入札は材料視されず、市況は弱含みに転じた格好。目先は年度末を控えて荷動き増加が...