自動車用鋼板加工コイルセンターであるマツダスチール(本社・広島県坂町)は新型コロナウイルスの影響に伴うマツダ車の生産調整が響き、2020年暦年(1月~12月)加工量は前期比で見て大幅減を余儀なくされた。昨年後半はマツダ車の生産回復で巻き返したものの、足元は世界的な半導体供給不足による生産調整など、操業への影響が懸念される。山本一彦社長と松倉聡...