東北地区の一般鋼材市況は強含み。コロナ禍と冬季要因で例年より荷動きに停滞感が強かった今冬の建材マーケットだが、3月入りを境に引き合い増に期待。建築向けは局所的に物件が散見され、土木向けは国土強靭化、老朽更新などで堅調。正確な物件情報の把握、メーカー値上げの転嫁浸透による利幅確保がカギに。鉄スクラップ市況の反転上昇が下支え材料に。 鉄スクラッ...