2月の地区市場は、流通段階の仕入れ値高をどう市場に転嫁するかが課題になりそう。品種や鋼種によってばらつきはあるが、転嫁はおおむね段階を経て進んでいる。中には唱え上げにとどまっているものもあるが、今月中には需要家向けなどへの具体的な転嫁も進みそうだ。一方で、状況が読めないのが自動車向けヒモ付き価格。地区市場ではこの価格動向が全体のトレンドを大き...