国内のブリキ市場で輸入材が再び増勢に転じる可能性に市場関係者の懸念が高まっている。財務省の貿易統計によると、5月のブリキ(TFS含む)輸入量は約2100トン。単月では2カ月連続で減り、この1年で最も多かった昨年11月の4割強にとどまった今年4月(約1400トン)から50%近く増えた。ブリキ、TFSとも、韓国、台湾からの入着が前月を超え、全体...