財務省の通関統計によると、2月における高炭素線材製品の輸入量は、前年同月比4・2%増の1万4840トンだった。前月に続いて品種間で増減が混在する中、構成比率が高い鋼より線が2けた増を記録するなど小幅ながら一昨年12月から15カ月連続のプラスとなった。 品種別では、鋼より線が10・5%増の5235トン、鋼索が27・2%減の1599トン、単線が...