鉄鋼メーカーの新2020年度の店売り価格方針に商社や二次流通が注目している。高炉メーカーでは主原料価格の高止まりのみならず、物流費や資材費など諸コストアップを踏まえ、現時点で販売価格を維持する基本方針を変えていないが、国内の店売り市況は需要低迷を受けて軒並みジリ安基調。加えて、新型コロナウイルス感染拡大の影響が大きなリスク要因として浮上して...