日本鉄鋼連盟が21日発表した1月の国内粗鋼生産量は前年同月比1・3%増の824万4千トンとなり、7カ月ぶりに前年同月実績を上回った。高炉メーカーの設備トラブルなどで生産が大幅に減少した前年実績(19年1月)を上回ったが、1日当たり生産量は26万トン台と低いレベルにとどまった。電炉鋼は11カ月連続のマイナスで、特殊鋼を中心に伸び悩みが続いた。...