日本鉄鋼連盟が17日公表した特殊鋼鋼材受注統計によると2019年の受注量は前年比11・7%減の1656万トンに落ち込んだ。1800万トン割れは7年ぶり、1700万トン割れはリーマンショック後の世界同時不況で極端に低下した09年(1267万トン)以来10年ぶり。米中貿易摩擦や中国経済減速で間接輸出の水準が低下し、需要減少に鋼材や部品の在庫調整...