先月も荷動きが低調だった東京地区の溶接鋼管類。土木、建築、自動車、建産機など主用途分野の実需が依然として盛り上がらず、中には「ここ数年来、月次ベースでは最悪の販売状況」との声も聞かれる。当初は五輪・パラリンピック後の不況を警戒する向きが多かったが、五輪開幕前の商状が非常に厳しい状況。メーカーが価格面で強気の姿勢を変えていないことなどから、弱...