緩やかに持ち直していた九州・山口地区の鉄筋用小棒生産量に、再びブレーキがかかっている。地区の棒鋼メーカー4社(トーカイ、九州製鋼、大阪製鉄西日本製鋼所、共英製鋼山口事業所<九州への供給分>)の2018年度の生産量は前年度比約6%減の69万トンにとどまり、3年ぶりに減少し70万トンを割り込んだ。リーマン・ショックの水準(70万トン)まで落ち込ん...