世界鉄鋼協会(ワールドスチール)は8日、短期需要見通し(SRO)の公表時期を延期すると発表した。通常は理事会を開く4月と10月にSROを公表するが「米国政府による関税導入の導入で実情と合わなくなる可能性がある」ためとしている。 ワールドスチールは新型コロナウイルスの感染拡大が深刻だった2020年も4月でなく6月にSROを公表している。