国内の建設専門工事業のうち、特に形鋼や厚板、棒鋼と関連性が高い鉄骨・鉄筋の各工事受注高で明暗が分かれている。2024年暦年の受注高は鉄骨が前年を上回ったのに対し、鉄筋は下回った。資材費と分けて考える必要はあるが、形鋼や厚板、異形棒鋼といった各品種の需要見通しへの影響が懸念される。 参照したのは国土交通省が毎月公表する建設工事受注動態調査の「...