2025年度は中長期経営計画の最終年度。21年度と22年度と過去最高益をあげたことに加え、コロナ禍からの経済回復や日本製鉄による子会社化のシナジーを見込み、25年度計画を大幅に上方修正した。しかし、この間に経営を取り巻く環境は激変し、国内鋼材需要は漸減に歯止めがかからず、中国の過剰生産と輸出拡大で各国の市況は低迷を続けている。 会社の成長が...