中部地区の大手磨棒鋼・CH鋼線メーカー、鈴豊精鋼(本社・名古屋市緑区、社長・鈴木貴博氏)は、特殊鋼棒線生産の表面処理工程における環境対策を強化する。加工に使用する硫酸を回収、再利用する施設を新設し、今年度(24年12月期)内の運用開始を目指す。薬液を再利用することで廃棄物を低減、さらなる環境負荷低減を図りながら製品の安定供給を続けていく構え...