東南アジア3カ国で新設予定の熱延ミルが来月を皮切りに続々と稼働する。インドネシアとマレーシアでは現地に進出する中国系企業が、ベトナムでは地場鉄鋼大手のホア・ファットが導入するもので、合算すると年内にも1千万トン規模で年産能力が増加する。日本の主力輸出先であるASEANで一段と競争が激しくなりそうだ。