東京製綱は前中計で掲げた「全事業の黒字化」を24年度に完了する。スチールコード事業は23年度の通期営業黒字化を逃した(第4四半期は黒字化)が、24年度は適正マージン維持や操業体制の適正化などによる利益率改善により通期黒字化する見通し。 前中期で海外事業会社の再編も進めた。モスクワ、カザフスタン、キルギスの現法撤退に続いてサンクトペテルブルク...