中国・宝山鋼鉄はこのほど、6月の主要鋼板類の国内販売価格を決め、熱延コイルなど一部品種を50~100元(約1100~約2200円)値上げした。コスト高に伴う採算難で下げ余地が少なくなっている中、不動産不況などで景気低迷が続き、宝鋼は3月および5月販価で値下げを余儀なくされていた。足元も中国鋼材相場は一進一退の状況で値上げ機運は盛り上がってい...