神戸製鋼所は11日、微量のタンタルなどを添加することで耐食性を高めた橋梁向け厚板を開発したと発表した。雨水などが溜まることで腐食が進みやすい桁端部材での活用を見込む。橋梁の鋼材はさびの進行を防ぐため塗装してあり、開発鋼を使えば塗装の塗り替え回数を大幅に減らせる。橋梁の維持・補修も含めたライフサイクルコスト低減が可能な利点をアピールし、当面は年...