カラー鋼板類はメーカー値上げで上値寄りの展開が見込まれるが、実需低迷下にあって価格転嫁は相当厳しいだろう。 今冬は暖冬少雪で屋外作業ができる環境にありながら荷動きは全般に低調だ。新築向け薄物は物価高騰、人口減少による着工減で特に厳しい。厚物は輸出向け製造業の設備投資が円安を背景に活発で、見積もり依頼も出ており先々期待できる。一方、国内向け製...