国際鉛・亜鉛研究会(ILZSG)がまとめた2023年(1~12月)の鉛・亜鉛地金の世界需給バランスは、鉛が9万2千トンの供給過剰(前年は13万4千トンの供給不足)、亜鉛が20万5千トンの供給過剰(同7万3千トンの供給不足)となった。鉛は2年ぶり、亜鉛は3年ぶりの供給過剰。亜鉛は中国の供給量が大幅に増加した一方、中国を除く世界全体の消費量が減少...