財務省が21日発表した1月の貿易統計によると、鉄鋼輸出は前年同月比5・2%増の257万3千トンだった。3カ月ぶりに増加へ転じたが、数量自体は昨年9月から月間260万トン前後で大きく変わっていない。アジアの鋼材市況が力強さを欠く中でも、一定の成約を確保している。 2月には日本製鉄が九州製鉄所大分地区で熱延ミルの定期改修を実施。足元では世界のホ...