日本鋳鍛鋼会によると、2023暦年の鋳鍛鋼生産量は鋳鋼(鋳放)が前年比4・3%減の13万643トン、鍛鋼(打放)が同5・7%減の50万8849トンとなり、ともに3年ぶりに減少した。主要需要産業の低調さから今後も早期回復は見込めず、辛抱の時期が続く見通し。 鋳鋼は主力機種の土木建設・鉱山機械が夏場以降失速し、船舶は回復したものの増加幅が小さく...